訪問済みリンクの文字サイズを大きくするというアイディア

訪問済みリンクの文字色は変える

というのは、ユーザビリティ的には常識だと思います。

かのヤコブ・ニールセン博士も過去に取り上げています。

参照:訪問済みリンクの色は変えるべし – U-Site

訪問済みリンクの文字サイズを大きくする

という方法を見かけたのは、ホットペッパー.jpのサイトでの都道府県の選択リンクでです。

まず何も訪問していない状態では、

といった状態なのですが、一度アクセスした後には

といったように、訪問済みリンクの文字色が変わっているのと共に、文字サイズが大きくなっていることに気が付きます。("東京"のリンクにアクセスしました)

ホットペッパーの性質上、基本的に自分の住んでいる地域以外にアクセスすることが少ないと思うので、次からのアクセスの時に訪問済みリンクが目立って、目当ての都道府県を見つけやすいです。

使いどころ

「訪問済みリンクの文字サイズを大きくする」というテクニックを使ってユーザビリティの向上が図れるのはホットペッパー.jpのように、

    • 同じレベルのリンクが複数並んでいる
    • かつ、利用者が毎回同じリンクを選ぶ確立が高い

といったケースが、使いどころの1つだと思いました。

平均して全てのリンクにアクセスされるような場面では、訪問済みリンクだらけになってしまいますし、逆にリンク位置のずれなどでユーザビリティの低下につながってしまうかも知れません。

CSSでの指定

訪問済みリンクの文字サイズの指定だけの話でいくと

a:visited {
 font-size: 140%;
}

といった感じですかね。

まとめ

細かいところですが、使いどころを考えて利用すればユーザビリティの向上につながると思います。

個人的に「おっ!」と思って、いつか使えそうだったのでメモ。

ちなみに自分はユーザビリティのプロではありませんので、間違ったことを言っていたらご指摘お願いします。