「ATNDBK(アテンドバック)」というサービスを作りました
昨日11/07にATNDBK(アテンドバック)というサービスをリリースしました。
名前から想像がつくようにATNDがらみのサービスで、ATNDで開催されたイベントにトラックバック機能を提供するサービスです。
トラックバックを受け付けるWebサービスと、受け取ったトラックバックの表示を行うブラウザ拡張機能(Chrome版、Firefox版)とで構成しています。
作った目的や使うことのメリット
イベントの主催者が、参加者の書いた記事を一つ一つ手でまとめてリストアップした記事を作って「抜けがあったら連絡くださーい」と言っている光景をたまに見かけるのですが、その手間は参加者一人一人が書いたことを通知する先があれば減らせるんじゃないかな、それっていわゆるトラックバックだよなー、という発想から作りました。
イベント参加者からのフィードバックを埋もれさせないために参加ログを集約する場所
となることをATNDBKは目指しています。そのための手段としてトラックバックを使います。
「twitterでいいじゃない」という声も上がりそうですが、ツイートは時間が経つと消えちゃいますから、ストック型な情報としてのブログ記事の価値は高いんじゃないかなと考えています。
ATNDBKの特徴
トラックバックの送信先は、参加したATNDのイベントURLに"bk"の2文字を付け足すだけの簡単仕様としています。
http://atnd.org/events/xxx → http://atndbk.org/events/xxx
トラックバックの表示は、ブラウザ拡張機能をインストールしてATNDイベントページにアクセスすると、「トラックバック」というタブが新たに現れ、そこに一覧が表示されます。
また、受け付けたトラックバックはイベント単位でRSS配信しているので、送られたトラックバックをもらさずにチェック出来るようにしました。
使った技術など
Webサービス側はCakePHP 1.3で開発していて、サーバはPHP fog(http://phpfog.com/)を利用しています。
デザインのベースにはBootstrap(http://twitter.github.com/bootstrap/)を使っています。いかにもBootstrapな雰囲気は無くそうと努めましたが、なかなか難しいですね。
ブラウザ拡張機能とのやりとりするためのJSON出力や、RSS出力などはCakePHPの機能が使えるのでそのあたりはラクができました。
初めてプライベートでの開発
プライベートでの個人開発は初めてでしたが、仕事でしているシステム開発とは違って「解決したい事」と「解決する方法」の両方を自分自身で生み出さないといけないのでなかなか苦労しましたが、普段使っていない脳を働かせてアイデアを形にする過程はとても楽しかったです。
これで広く使ってもらえるサービスになるともっと嬉しいんですけどね :-P
というわけで、、
ATNDのイベントに参加してブログ記事を書く際には是非、ATNDBKまでトラックバックをお願いします!